高瀬川
たかせがわ
●流域面積:867km2
●幹川流路延長:64km
●流域内人口(H12現況調査):77千人

 高瀬川流域は、青森県東部に位置し、小川原湖南東には、米軍三沢基地で知られる三沢市や、流域南部には、十和田湖観光の玄関口十和田市を擁しています。
 高瀬川本川は、その源を奥羽山脈の八幡岳(標高1,022m)に発し、東流しつつ大小の支川を合流させ上北町北谷地地先で小川原湖に至り、砂土路川等の支川を湖内に集め、更に北流して洪水時には高瀬川放水路で分派され太平洋に注ぐ一級河川です。
 小川原湖は、汽水湖としての豊かな生態系を背景に水産活動が盛んであるほか、湖水浴など幅広く利用されるなど、宝の湖として親しまれています。
 国家的プロジェクト「むつ小川原開発」の一貫として、当該地域の治水安全度の向上、水資源の安定的確保を図るため、昭和47年から小川原湖をはじめとする国による管理がなされてきました。社会情勢の変化などから、むつ小川原開発基本計画の見直しにより平成14年に小川原湖総合開発事業の中止が妥当と判断されました。なお、治水対策は引き続き国土交通省において実施しております。

高瀬川河口(放水路)
防衛施設庁の障害防止対策工事として青森県により放水路が開削されました。

小川原湖
約800km2におよぶ海跡湖「小川原湖」湖内では、ワカサギ、シラウオ、シジミ等の内水面 漁業が営まれます。
流域構成市町村:7市町村 青森県
●三沢市 十和田市 ●東北町 おいらせ町 六戸町
七戸町 ●六ヶ所村  

●は国土交通省河川管理区間の沿川市町村


事務所リンク案内

●高瀬川河川事務所
〒039-1165 八戸市石堂三丁目7-10 TEL.0178-28-7135