[ ▲H26年度 記事一覧へ ] [ TOPページへ戻る ]
今日は南パトロール(三戸方面)。青森県も先週、やっと梅雨明けをしました。
国土交通省では、毎年8月を「道路ふれあい月間」として、道路を利用してい
る国民の方々に改めて道路とふれあい、道路の役割及び重要性を再認識して
いただき、さらには道路をいつくしむという道路愛護活動の推進及び道路の正し
い利用の啓発を図るとともに、道路を常に広く、美しく、安全に利用する気運を
高めることを目的として、各種運動を実施することとしています。
道路管理者は、「道の駅」等道路利用者が多く集まり、かつ地域情報を発信
できる場所の活用などにより、一人でも多くの方々が、自主的かつ積極的に各
種運動に参画していただけるよう努めることとしています。
さらに、各種運動により道路交通環境の向上などが図られ、当該月間を超えた効果のある取り組みにつながるように配慮
することとしています。
7月17日(木)、中国地方整備局・広島国道事務所と中国技術事務所は、広島大工学部の学生向けに橋梁補修現場の
見学会を開きました。将来、土木建築の現場を担う11名の若者にインフラ老朽化の現状とメンテナンスの重要性を理解し
てもらうのが狙いです。 (写真提供:中国地方整備局・広島国道事務所)
|
|
|
|
|
|
真剣な眼差しで説明を聞く学生たち
|
|
学生たちによる打音検査
|
|
|
|
|
|
|
|
インフラの老朽化問題を肌で感じました |
|
有意義な現場見学会となりました |
|
学生らが見学した現場は、国道2号が走る広島県海田町の海田高架橋と海田大橋。ともに1975年にできた橋ですが、
高架橋が未補修、大橋が補修済みということで、比較検討に最適ということで選ばれました。
まず海田高架橋で、事務所職員が「傷んだ場所は、コンクリートが剥離してポコポコと音がする」と解説しながら、ひび割
れ箇所などをハンマーでたたいて以上がないか確認する打音検査を実施。学生一人一人にハンマーを持たせ、検査を体
験してもらいました。
海田大橋では、ひび割れに樹脂を注入したり、特殊な液体を塗ったりして、修復された箇所を確認。職員が「橋全体を単
年度で修復するのが基本だが、予算の都合で2年かかることもある」などと、公共事業費縮減で補修が遅れている現状も
説明しました。
見学会に参加した3年生は「打音検査という検査方法は知っていたが、実際打ってみて音の違いにびっくりした。将来、コ
ンクリートを扱う仕事に就きたいと思っているので、非常に勉強になった」と感想を語っていました。
[▲ページ先頭へ戻る] [▲H26年度 記事一覧へ]
<< 前の記事へ 次の記事へ >>
|