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5月23日(金)、仙台市で行われた「道の駅」総会及び好事例発表会
 
  東北地方整備局と東北「道の駅」連絡会は、道の駅を活用して地域の活性化につながった事例を表彰
 する制度を設けました。地域と連携して観光振興や防災などに取り組んでいる活動を報告・共有し、東北
 6県にある道の駅全体のレベルアップを図るのが狙いです。
  総会では、各県の代表となる6駅が推薦され、各駅がある市町の首長が活動を報告しました。 
 道の駅「さんのへ」(三戸町)
  同町出身である漫画家、馬場のぼるさんの「11ぴきのねこ」にちなんで猫グッズをコラボ。
 商品だけでなく、包装紙やレジ袋にも猫の絵を印刷。道の駅と町内の観光地を結ぶバスにも
 猫のキャラクターをペイント。
 道の駅「雫石あねっこ」(雫石町)
  防災事例を紹介。昨年8月の豪雨の際、道の駅を一時避難所として活用。約200人を受け
 入れたと報告。
 道の駅「象潟」(にかほ市)
  平日に高齢者向け格安企画を打ち出すなどして、道の駅を拠点とした集客策を練る。
 道の駅「七ヶ宿」(七ヶ宿町)
  東日本大震災を受けて防災力を強化した事例を紹介。
 道の駅「鳥海」(遊佐町)
  誘客策を紹介。鮮魚コーナーで焼きたての魚を購入した客が土産品コーナーを通って食堂
 に行くように売り場を配置し、土産品コーナー客の視覚と嗅覚に焼き魚をアピール。地域の
 特産品をカレンダーに表示するなど情報発信にも力を注ぐ。
 道の駅「安達」(二本松市)
  東日本大震災を受けて防災力を強化した事例を紹介。

栄えある第1回大賞には、山形県遊佐町の「鳥海」が選ばれました

   出席者による投票の結果、栄えある第1回大賞には、山形県遊佐町の「鳥海」が選ばれました。最優秀に選ばれた「鳥
  海」の売りは特産品の魅力発進に成功していること。冬はタラやアンコウ、夏は岩ガキなどが名物で、焼きたての魚介類
  が買えるコーナーには、よく行列ができ、買った魚を食堂に持ち込んで食べられます。年間約230万人が利用、その約7
  割が県外からのお客さんとのこと。
新鮮な魚介類を販売
 
農産物も大盛況
 
 

道の駅は制度導入から20年が経過し、東北6県で144駅が登録されています。
当局は「どの駅も甲乙付けがたかった」と総括、
今後も地域と道の駅の連携を支援していきます。

 
 

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