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今日は南パトロール(三戸方面)。天気は雨。台風15号が近づいています。緊張感を持って出発!
   
大雨が予測される際、一番に気をつけるのは法面などの土砂崩れ(崩壊)です。
事前に、危険性の高い場所は出張所内でレクチャーをし、過去に被害に遭った場所は
特に注意深く巡回をしています。
 
  急峻な山腹斜面が多い 
  山越えなどで坂道が多い
  馬淵川が通っている(南部町・三戸町)
  豪雪地帯(野辺地町)である
  起点部分(三戸町)と終点部分(野辺地町)では、天候がかなり違う
山地に囲まれている国道4号(三戸町川守田地内)   
管理をする上で必要なことは、まず土地を知ること。(特に以前いた年配の先輩からの話は参考になります) 


   
岩手県との県境を折り返した頃には、雨や風がかなり強くなってきました。おもわず肩に力が入ります!
台風に備えての土嚢積み(道の駅さんのへ)    台風情報(「道路情報のご案内」端末から)皆さん、活用してくださいね!

  
台風にはそれぞれ名前があるって本当? 
 本当です。ちなみに今回の台風15号の名前は「ロウキー」(英語で男性の名前)。
   2000年に、台風の国際的名称を統一しようということで、それぞれ発生した台風に各国持ち回りで呼称を
   決めるようになりました。(過去にはダムレイ(カンボジア語で象)、ウーコン(中国語で孫悟空)、
   日本はヤギ、くじら、コンパスなど星座から呼称を取っています)
   ただし、日本国内では気象庁が発生した順番でつける台風番号で呼ぶのが一般的であり、あまり馴染みがありません。
   ちなみに、アメリカではハリケーンに女性の名前をつけるのが一般的になっています。
   (最近では「カトリーナ」、「リタ」などが有名)
   ですので、昭和22年に東北地方に多大な被害をもたらしたカスリーン(キャサリン)台風は、
   当時、米軍の占領下であったため、アメリカ式の女性名がつけられました。
 
 
     
   
 
 1. 台風が接近する前に、自宅のまわりを点検しましょう
   (風で飛ばされそうなものは家に入れるか、固定する)
 2. 台風が接近したら、早く帰宅し、外出しないようにしましょう
 3. 停電に備え、懐中電灯やラジオを用意しましょう
 4. 断水に備え、水や食料を確保しましょう
 5. 危険を感じたら、早めに避難をしましょう
 6. 避難に備え、あらかじめ非常持出品を確認しましょう
 7. 浸水に備え、貴重品や衣類、寝具などを高い場所へ移しましょう
 8. 台風が去っても、強風や豪雨に警戒しましょう
 9. 断線した電線が家屋に触れていないか注意しましょう
 10. 水害にあったら、衛生に注意しましょう
 

 
平均風速(m/秒) 気象予報の用語 人への影響など 災害への警戒
10〜15
(時速で〜50km)
やや強い風 歩きにくくなり、傘がさせない。
電線が鳴り、道路吹流しは水平になる。
看板やトタン板が飛び始める。
15〜20
(時速で〜70km)
強い風 歩けず、転倒する人もでる。
小枝が折れ、高速道路では通常の運転が困難。
ビニールハウスが壊れ始める。
20〜30
(時速で〜100km)
非常に強い風
車の運転を続けるのは危険な状態。 鋼製シャッターが壊れ始める。
30以上
(時速で100km以上)
 猛烈な風 立っていられない、屋外での行動は危険。
樹木が根こそぎ倒れ始める。
ブロック塀が壊れ始める。
台風が接近したときには、最新の気象情報により十分な警戒が必要です。 風雨が強くなってからの屋外での行動は危険!身の危険を感じたら早めに避難しましょう。
                                                 (防災ハンドブック:参照)

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