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7月22日に行われた安全パトロールでの講話で、十和田消防署の講師の方がこのような事例を教えてくれました。
「大型ショッピングセンターで年配の方が倒れていた。救急車の到着は全国平均7分、
事故が多い時期はもっと時間がかかる。そこで大事なのは、救命隊員が到着するまでの時間。
今回の事例では、ショッピングセンター内にAEDが配備されており、
それを使用できる一般のお客さんがたまたまそこに居合わせたことで一命を取り留めた」
(う〜ん、AEDの有無が生死の分かれ目にもなるし、またそれを使用できる人がいる、いないでも
生死の分かれ目になるんだな〜)
そこで、何か分かりやすい資料、現場の安全管理者や一般の方が、普段でも携帯できそうな良い資料はないかと、
ネットで調べていたところ総務省消防庁の資料(下記参照)が非常に分かりやすかったので、紹介します。
資料を活用させていただくため、総務省消防庁の方とお話をしたのですが、
「救える可能性のある命は、出来る限り救いたい。ぜひ活用してください。」とのこと。
AEDの有無、使用方法の知っている、知らないが生死の分かれ目になってはいけません。
▼画像をクリックすると、別ウィンドウで開きます。(pdf)
悲しいニュースが飛び込んできました。新聞報道によると、元日本代表のサッカー選手・松田直樹選手が練習中に倒れ、意識不明の状態が続いておりましたが、4日の午後、急性心筋梗塞で静かに息を引き取りました。
34歳とまだ若く、日本代表に選ばれるくらいのアスリートを襲った突然の悲劇。
サッカーファンの私にとって、思い起こされるのは日韓W杯でトルシエジャパンを3バックの一角として支えた勇姿。
高校時代から有名で、日本にも外国人に体格負けしない選手が出てきたなと感じさせました。
新聞によると、練習中に突然倒れ、たまたま練習を見学していた看護師の方が心臓マッサージを施しましたが、
病院に搬送された時は既に心肺停止状態だったそうです。
残念ながらAEDは練習場に配備されておりませんでした。
松田選手の所属チームは、練習にAEDを常備(レンタル)することを決め、AED購入も視野に入れているとのことでした。
名選手の死去、心からご冥福をお祈りいたします。
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