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今日は南パトロール(三戸方面)。天気はギンギン晴れ。(知らぬ間に東北地方は梅雨明け宣言してました。)
     
久し振りのパトロール。目につくのはやっぱり伸び放題の草、草、草。
「こんだけ天気が良ければ伸びるよな」と思案していた所、維持業者(三村興業社)さんが、汗だくになりながら除草作業を行っていました。炎天下(三戸町34℃)の中での作業、本当にお疲れ様でした。
     
雑草が歩道に覆い被さっています。   
   
    除草作業の様子
   
 除草に関してのお願い

予算の制約もあり、ご要望全てにお応えするのは、
困難な状況ではありますが、お困りのことがありましたら、
当出張所までお気軽にお問い合わせください。
(詳しくはQ&A参照)
こんなにキレイになりました。     

   
南部町での出来事。歩道に木の枝が張り出していたので、パト車から下りて現地確認。
「これくらいは大丈夫かな?」と答えを見出せずにいた所へ、地元中学生が自転車で通りかかりました。
普段のパトロールでは、時間がずれているため通学時間、下校時間に見かけることはありませんでしたが、
今回は珍しく、下校途中の中学生に出会いました。
中学生 「こんにちは」(わざわざ自転車から降りて挨拶) 
筆者  「こんにちは」(そっか、俺が歩道でうろちょろしてたから、邪魔だったのかな) 
「大変だな、この暑い中、ご苦労様」 
中学生 「大丈夫です」 
   
筆者  (なにはともあれ、子供から挨拶されるのはうれしいものです)
「ここ、毎日通るのか?」 
中学生 「ハイ」 
   
その時、私はあることに気がつきました。(そっか、ここって通学路なんだべ) 
   
 あまりの暑さの為、頭がショートしてしまったのか、結構いろんなことを考えました。
こういう事は案外、普段から巡回してる巡視員より、現場もよく知らず、たまに巡視する私の方が
気がつく場合が多いかもしれません。
「自転車で普段通っている中学生だったら」という目線でみること、
中学生だけじゃなく、小学生やお年寄りだったら、どうだろうか・・・。 
     
 
歩道に木の枝が張り出しています。  

 長く生きていると、見えているんだけど、見えないふりをしてしまうことがあります。長年の経験から、そういう風に考えるのが楽になってしまっているんでしょうか。
今回、私は「あまり人は通らないだろう」と勝手な思い違いをしていたかもしれません。そこへ、たまたま、普段会うことがない下校途中の中学生が現れ、色々と話をすることができました。(いわゆる地域住民とのコミュニケーション)
地域づくりの根幹は、「地元住民の目線から」。そういうことを再認識しました。
そういう思いで巡視をしてみると「この草の丈だったら、小さい子供ならすっぽり隠れちゃうよな」「こんなに雑草だらけだったら、ゴミを捨ててもバレないよな」など気が付くことがたくさんありました。
 ある意味、中学生に「初心忘れるべからず」を勝手に学びました。

 

最後に
 筆者   「へば、気をつけて帰れよ」 
 中学生 「ハイ」 
真っ黒く日焼けした中学生は、自転車で一生懸命に登り坂をこいでいきました。 
 
後日、木の枝は維持業者さんに処理してもらいました。
                             (俺も仕事で汗かがねばな)

     

     ここで問題。左の物体は何でしょう?
   下の三択から選んでください。
@地球外生命体
A名のある芸術家の作品
B電柱に絡んだ蔦
 
正解は・・・
 Bの「電柱に絡んだ蔦」でした。 
 

五戸町で上記の物体を発見!支障物件というより、芸術作品に見えてしまい思わず感動してしまいました。
十和田市現代美術館に飾ってあっても、何ら違和感のないたたずまいでした。(子供の頃に見た映画「モスラ」で、
モスラが東京タワーで巣作りをするのを思い出しました。)


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