板柳南小学校 水生生物調査

 平成26年9月12日(金)、弘前市和田町の弘前水辺プラザにて、板柳南小学校の皆さんが水生生物調査を実施しました。
 水生生物調査は、水生生物の生息調査を行って河川の水質を把握することで、河川愛護・水質保全への関心を高めていただくことを目的として実施しています。

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 ライフジャケットを着用し、調査についての説明からスタートです。児童の皆さんは配付された資料を片手に、真剣に耳を傾けていました。

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 まず始めに、川の水の透き通り具合を調査しました。透視度計の底面にある二重十字の標識板がはっきりと見える水の高さで判断します。見える水の高さが高いほど、きれいな水ということになります。今回は調査直前に雨が降っており、透視度はあまり高くありませんでした。

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 続いて水生生物の調査を行いました。水生生物の標本をもとに川に入って探しましたが、雨が降ったせいか見つけ出すことは出来ませんでした。皆さん一様に残念そうにしていました。
 ここで雨が降り出してきたので、防災ステーションに移動してパックテストを行いました。

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 岩木川の水をバケツに汲み、その水を調査に使用します。
 パックテストとは簡易の水質分析です。今回は水中の水素の量、窒素の量、酸素の量、汚れ具合を数値化する4種類のパックテストを実施しました。調べたい水を薬品に反応させて、色が着いた水を指定された時間のあと標準色と比べて数値を読み取るもので、誰でも簡単に調べることができます。 

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 当日は途中雨が降り出し、急遽室内での調査になりましたが、皆さん一生懸命調査に取り組んでくださいました。皆さんお疲れさまでした。