堤 橋
概要
  ほたて大橋は、青森市浅虫から平内町土屋の陸奥湾に架設された橋梁である。
  平内町土屋の国道4号は、急カーブが連続し、道路幅員も狭く交通安全の確保が必要な箇所で、土屋バイパス改築事業の一環として施工され、平成19年7月31日に開通した。

  海岸部をわたる橋梁であるため、施工時の環境への配慮、景観に配慮した形式、塩害対策などを実施した。

  下部工施工時は、海洋への水質汚濁など影響が出ないよう仮締切工法の採用や、汚濁拡散防止及び海水ろ過設備の設置を行い海水濁度に基準値を設け、常時観測を行った。
  景観面では、橋脚に丸みをもたせる配慮を。コスト縮減では、当初の橋梁形式を全面見直しPCポステンT桁とした。さらに塩害対策では、コンクリートの水セメント比低減と鉄筋等の樹脂被服等で完全防食を行い橋の高寿命化を図っている。

 橋の名前は、一般公募を行い応募された1,181票の中から「ほたて大橋」に決定した。
        海から見た「ほたて大橋 景観に配慮した橋脚と樹脂被服を行った鉄筋
設置箇所、型式
路  線 一般国道4号 上部工 3径間連続PCポステンT桁×3
位  置 平内町土屋地内 橋 台 逆T式(場所打ち杭)
ラーメン式(直接基礎)
橋長(m) 410 幅員(m) 13.0 橋 脚 小判型張出式
(場所打ち杭、直接基礎)
横断図・断面図
「ほたて大橋」開通までのカウントダウン↓

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