雄物川(下流)及び子吉川の現状 〜365日の安心安全のために〜

雄物川(下流)及び子吉川の現状

堤防の維持管理

堤防斜面補修(芝張り替え)

 洪水時の流水から堤防を守るため堤防斜面に芝を張っていますが、有害植生(イタドリ等)の繁茂 によって芝が枯れたり降雨や流水による浸食を受けている箇所は、洪水時に損傷が拡大し決壊に 繋がるおそれがあります。そのため堤防の機能を維持し災害を未然に防ぐことを目的に堤防斜面 の補修(芝を張り替え)を行っています。

 イタドリは、草丈が高く広葉が密集して日光を遮り 芝を枯死させます。更に、根が太く四方に深く長く 伸び、堤防の空洞化・裸地化を進行させ、堤防を 弱体化させます。
堤防除草

 堤防は、洪水が河川外に流出(はん濫)することを 防止し、流域の人々の生命や財産を守るための 重要な施設です。そのため堤防の損傷・変状等を いち早く発見し、また、病害虫の発生等を防ぐこと を目的に堤防除草を行っています。

環境保全(水質監視)

 油や有害物質などが河川に流出した場合、自然環境の悪化、更には上水の取水 など、日常生活にも影響を与えるため、定期的に水質調査を行い水質事故等の 発生防止に努めています。

河川管理施設の補修

 洪水時の水害(はん濫)を軽減させる役割を担う水門・護岸等の河川管理施設は、常に正常に機能するよう定期的に点検を行っています。また、度重なる洪水や老朽化によって損傷を受けている施設については、計画的に補修を行い洪水に備えています。

日常の河川管理と河川愛護

 不法投棄や不法係留等の行為は河川環境の悪化に繋がるだけでなく、洪水時に流下の支障となり被害拡大の要因になります。そういった不法行為や危険箇所、河川管理施設の状況を把握し、適正な河川管理を実施するため定期的にパトロールを行っています。
 また、河川が地域の共通財産であるという認識のもと、市民と協力した河川敷のクリーンアップを行うなど河川愛護活動も積極的に実施しています。

それぞれの河川の現状図についてはこちらをご覧下さい

雄物川下流の現状

子吉川の現状