HOME 学習 キッズコーナー 自由研究コーナー 川の水の汚れを調べてみよう


 川には、魚やカニなどの底生生物など、たくさんの生きものがすんでいます。そして、私たちのくらしにも川が深く関わっています。その川が汚れてしまうと様々な 身近な川の汚れを調べて、きれいな川へ戻すためにできることを考えてみましょう。

■川のよごれはどこからやってくる?

 川の水を汚す原因になるのは、工場からの排水や下水処理水、家畜のし尿、家庭から出る生活排水などです。また川に流されるゴミも川を汚くします。
 川の水を汚さないようにするためには、汚れの原因になるものをなるべく流さないことが大切です。例えば、お皿にのこった汚れは古新聞紙でふきとってから洗ったり、お米のとぎ汁をお花の水やりに使うなど工夫できることを考えて、やってみましょう。

 
〜下水に流したものが魚がすめる水質になるまで必要な水の量〜
何気なく流してしまっている食器などの汚れが水を汚くしてしまうことが分かりますね!
■CODは汚れの目安
 川の汚れの目安になるのがCOD(科学的酸素消費量)の値です。川の水が汚いとそれを分解するために微生物がよく働いて、酸素がたくさん必要になります。川の水がきれいだと微生物はほとんど働かないので酸素を使いません。CODの値が大きいと、それだけ水が汚れていると分かるのです。
1〜2mg/g 雨水・河川の上流水
2〜10mg/g 河川の下流水
20mg/g 下水・汚水
ヤマメ、イワナは1mg/g、サケ、アユは3mg/g以下のきれいな水にすみ、汚染に強いコイ、フナは5mg/gでもすめるといわれています。
たとえば、缶ジュースを2000倍にうすめても5mg/gにはなりません。生活排水や汚れのもとを川に流さないことが大切なのです。
 
■パックテストでCODをはかってみよう!
 CODの値を簡単に調べられる実験道具にパックテストという、ポリエチレンのチューブを使ったものがあります。調べたい水をバケツやビーカーなどにくみとって水を吸い込むと、薬品に反応して色が変わって、その色からCODのだいたいの値が分かります。
!研究のポイント!
・学校やお家の周りの川の水をくみ取って、目でにごりを見て、ニオイをかいでみましょう
・CODパックテストをしてみましょう
・実験で分かったことや感じたことをまとめてみましょう
・川の水を汚さないためにできることを考えてみましょう
  ワークシートはPDF形式です。
うまく表示できないときは大人の人に手伝ってもらって、ダウンロードしてね。
ダウンロードしたデータはプリンターでプリントアウトして使ってね。
※川で調査をするときの注意
・子供たちだけでは行かないようにして、お父さんやお母さんなど大人のひとといっしょに出かけるようにしましょう。
・台風のときや雨が降っているときは、川の水が急に増えたりすることがあるので、天気の良い日に調査しましょう。
・天気の良い日でも、前の日や2〜3日前に雨が降ったりすると川の水が増えていることがあるので注意が必要です。
・川の近くには水門や滑りやすいコンクリート護岸など危険なところがあるので注意しましょう。
・お家に帰ったら必ず手を洗いましょう。
・川の水を採取するときは必ず安全なカヌー船着き場や河川公園等で行いましょう。
(お家の方へ)
お子さまが夏休みの思い出になるような自由研究ができるように家族みんなで協力してあげてください。

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