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一般国道108号(石巻市河南地区)における 計画検討に関するアンケート(案)
一般国道108号は、宮城県石巻市を起点とし、秋田県由利本荘市に至る総延長189.5kmの国道です。
本調査は、その一部を担う宮城県石巻市河南地区の道路整備の計画検討にあたり、皆様のご意見をお聞きするために意向調査を行うものです。
第1回の意見聴取(今回)では、地域の皆様が日頃感じている道路交通や地域の課題等についてご意見をお聞きしたく、ご協力をお願いします。
なお、本調査で頂いた皆さまからのご意見は、計画段階評価※において地域からの意見として「社会資本整備審議会道路分科会 東北地方小委員会」に報告いたします。
※計画段階評価とは、公共事業の実施過程の透明性をいっそう向上させる観点から、地域の声を聞きながら、計画段階において事業評価を行う取り組みです。
計画段階評価の流れ
- アンケートに関するお問い合わせ先
仙台河川国道事務所 調査第二課
TEL 022-248-0048 FAX 022-248-4164
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国道108号(石巻市河南地区)における課題を以下のとおり考えました。
安全・安心
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◆対象区間周辺での市街地や工業団地の内陸部への移転が進み、人口や従業者数の増加のため、国道108号の交通需要が増加しています。
◆対象区間は急カーブや道幅の狭い区間、歩道の設置されていない区間が多くあり、安全・安心の確保が課題です。
医療連携
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◆県北地域で唯一小児科のある石巻市夜間急患センターは、石巻赤十字病院隣に移転し大崎市等からも患者数が増加しています。
◆国道108号は幅員が狭く、救急搬送時に追い越しが難しく、三次救急医療機関への速達性の確保が課題です。
周遊観光
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◆観光客数は震災以前より減っており、周遊観光の促進、石巻港に寄港する大型客船の誘致等に取り組んでいます。
◆広域的な周遊観光に対応するため、連絡性の確保が課題です。
地域産業支援
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◆国道108号は宮城県大崎市や山形県への紙・木製品・飼料輸送上の重要路線で、地域産業支援のため、安定輸送や物流効率化に向けたネットワーク強化が課題です。
◆石巻市は紙・木製品・飼料の生産が盛んで、国内でも有数の規模ですが、国道108号が狭く、物流の効率化が課題です。
防災
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◆東日本大震災時、国道108号が日本海側・内陸からの救援・復旧ルートとして活用されました。
◆石巻市と内陸を結ぶ緊急輸送道路は国道108号のみであり、信頼性の確保が課題です。