EE東北

過去のEE東北

EE東北’10


EE東北'10

「EE東北」の「EE」とは、Engineering Exhibition(エンジニアリング・エキジビション)の略で、
「新技術を広く公開する」という意味です。

「EE東北'10」では、「見る 聞く 触れる あなたの知らない未来の技術」をキャッチフレーズとし、6月2日と3日の2日間にわたり、仙台市宮城野区の夢メッセみやぎにて開催されました。
 今回は、景気低迷が続くなかにもかかわらず、例年並みの6,000人(6月2日:3,100人、6月3日:2,900人)を迎え、会場は熱気に包まれました。

EE東北が初めて開催されたのが1990年。今年で21回の節目を迎えたEE東北は、産学官一体となって建設事業に係わる新材料・新工法その他、時代のニーズに対応し開発された新技術を公開する東北を代表する新技術展示会です。

 今年出展された新技術は317件(出展者数141社)。

技術分野
 1.建設段階
 2.維持管理
 3.点検診断・モニタリング等
 4.建設副産物・リサイクル等
 5.防災・安全等
 6.その他共通

 今回は、6つの技術分野を設定して展示を行い、さらにその中から
「維持管理」(7技術)と「建設段階」(12技術)の2つを重点テーマと
出展技術のプレゼンテーションを行いました。
 また、NETIS登録技術が130技術展示され、その普及が反映されていました。

開会式

展示会初日に、会場内(夢メッセみやぎ)において、開会式を行いました。

開会式の模様
東北地方整備局
関副局長
国土交通省総合政策局
建設施工企画課
渡辺課長
東北地方整備局
川嶋企画部長

6月2日~3日 新技術展示会

屋内外展示場の各出展者ブースでは、各社の新技術について説明・実演が行われ、熱心に説明を聞いている姿が あちらこちらでみられました。また、高校生や大学生等が見学に訪れ(12校598人)、普段の授業や講義では得られ ない新技術、新工法に触れていきました。


6月2日~3日 プレゼンテーション(会場内特設ステージ)

今回は、「維持管理」「建設段階」の2つの重点テーマに 添った19の新技術を、各出展者よりプレゼンテーションし ていただきました。

プレゼンテーション一覧
 ・6月2日 「維持管理」 7技術
 ・6月3日 「建設段階」 12技術


産学官一体となったEE東北

大学の展示としては、前回から引き続き展示いただいた東北大学、宮城大学、東北学院大学から、研究室ごとの 研究成果について出展がありました。また、東北地方整備局東北技術事務所からは 「貫入棒における河川堤防の 締固め度簡易判定手法」「超音波におけるコンクリートの健全度調査」「ライン型ロードヒーティング」について、 仙台港湾空港技術調査事務所からは「GPS波浪計および係留装置点検システム」等について出展がありました。


開催を終えて

 今年も多くの来場者と出展者に支えられ「EE東北’10」も、無事に21回目の開催を終えることができました。 東北からの新技術の発信や、 より広い分野での新技術を多くの方々に公開・活用する取り組みをさらなる課題として 次回開催への準備を進めてまいります。
 これらの新技術は、現場のニーズから生まれ、現場で活用することで普及されるものです。今後、「EE東北」で実感 された新技術を、皆様の業務の中で活用いただき、良質な社会資本の整備に繋がることを期待します。

◆主催
 「EE東北」実行委員会(委員長:東北地方整備局 企画部長)

(構成団体名)
 (社)日本土木工業協会東北支部、(社)日本道路建設業協会東北支部、
 (社)日本建設機械化協会東北支部、(中間法人)全国コンクリート製品協会東北支部、
 (社)全国特定法面保護協会東北地方支部、東北建設業協会連合会、(社)東北建設協会、
 (社)日本埋立浚渫協会東北支部、(社)建設電気技術協会東北支部、青森県、岩手県、宮城県、
 秋田県、山形県、福島県、仙台市、 東日本高速道路(株)東北支社、東北地方整備局

◆後援
 (社)土木学会東北支部 、(社)建設コンサルタンツ協会東北支部、
 (財)日本建設情報総合センター、(財)先端建設技術センター、河北新報社、
 日刊建設工業新聞社東北支社、日刊建設通信新聞社東北支社、日刊建設産業新聞社、
 (株)建設新聞社、宮城県赤十字血液センター