浜尾遊水地の概要
浜尾遊水地利用計画検討委員会開催報告
利用計画の概要
浜尾遊水地ワークショップ
みんなで考えよう!浜尾遊水地

浜尾遊水地利用計画の概要
【基本コンセプト】
「豊かな自然を活かし人と地域を育てる浜尾遊水地」
【整備方針】
●地域づくりとの連携
・地域文化を伝えるとともに地域の連帯が図れる整備とする
・地域の活力向上に寄与する整備とする
●自然環境の保全・創出 ・良好な環境を有する旧河道を保全する
・野鳥や動物たちが集まる自然豊かな場を整備する
●広域的な交流 ・子どもから高齢者までが憩い、楽しめる整備とする
・広大な空間を活かした、多様な活動が可能な整備とする
・情操教育や生涯学習の場として活用できる整備とする
【ゾーニング計画】
●保全ゾーン
旧河道・河畔林が残されている自然を保全し、動植物の生息場となる保全ゾーンを計画する。
●利用ゾーン
地域住民等の様々な利用や活動の場として、面積を多く確保でき集落から近い場所を利用ゾーンとして計画する。
●バッファゾーン(緩衝帯)
動植物の生息場となる自然の保全ゾーンと利用地域との間に緩衝帯としてバッファゾーンを計画する。
●水辺の回廊ゾーン
遊水地に流入してくる浜田用水の処理水を利用し、水辺の回廊ゾーンとして計画する。
●文化継承ゾーン
地域の信仰上のシンボルである愛宕様が存在することや、これまで地域文化の特徴であった「果樹生産地」イメージの継承を図ることが考えられることから、文化継承ゾーンとして計画する。
●レク・体験ゾーン
地域の活性化につながる利用や、老若男女が楽しみ、ふれあう場、健康増進に資する場の創出を図ることが求められていることから、レク・体験ゾーンを計画する。
●エントランスゾーン
浜尾遊水地の玄関として機能するよう、市道から近い場所をエントランスゾーンとして計画する。
浜尾遊水地利用計画ゾーニング図
浜尾遊水地利用計画ゾーニング図
【遊水地の利活用について】
浜尾遊水地が地域の活性化を促し、市民に親しまれる施設として将来に渡り有機的に利用されていくためには、行政による市民への呼び掛け、市民による積極的な参加と活動、そして行政による市民への支援体制が整っている必要がある。このことから、導入施設の整備・利活用は、地域住民と行政が一体となって行うことが求められ、そのための基本方針は次の通り考えられる。
【利活用の基本方針】
●浜尾遊水地が地域の財産となるよう、地域住民と行政が一体となって整備・利活用する
●豊かな自然環境を守り、適切な環境管理を行う
●地域の活力となる市民の活動を行政が支援する