月山ダム見学記 
質問・要望
CONTENTS
月山ダム
最新流況
ライブカメラ
はたらき
仕様
設備
あゆみ
いろんなダム
月山ダム管理所
フロアのご紹介
警報設備
観測設備
 
インフォメーションホール
戻る
お魚ミニ水族館

モクズカニ カジカ カマキリ アカザ
ハサミや足に長い毛が生えていて、それが藻くずに見えることからこの名前がつきました。夏になると海から川に移動し、秋から春にかけて川を下って、また海へともどります。大きさは10センチから15センチほどです。 正面から近づいて見ると口が大きくて目がするどく、かいじゅうのような顔をしていますが、おく病な魚です。きれいな水の川底の石の間や下にかくれてすんでいます。下流から上流にまですんでいますが、数が少なくなってきました。 産卵期は1月〜3月。海の岸の近くで産卵し、13ミリ〜15ミリの稚魚に成長して川の流れにさかのぼってきます。体にうろこはありません。えらのところに4本のとげがあり、このとげにアユを引っかけて食べるという伝説があります。 最近数がへり、見ることが少なくなった魚です。夜に活動する魚で、石の下にもぐっています。背ビレと胸ビレに毒のあるトゲをもっています。
ギギ アカヒレタビラ アブラハヤ ウケクチウグイ
日本のギギ類の中ではもっとも大きく、体長25センチ〜30センチほどです。昼間は石の下などにひそみ、夜に活動してエサを食べます。流れのゆるやかな深いふちでむれになって泳ぐこともあります。 ドブガイやマツカサガイなどの貝に産卵します。産卵期に、オスの背びれと尻びれの外がわが赤く変化することが名前の由来です。短いヒゲ、肩にある青色のもよう、体の後ろがわにあるくすんだ緑色の帯などが特徴です。 『ニガヘ』とも呼ばれます。せきや池、庄内の河川の上流部などあちらこちらにすんでいます。目の後ろから太い黒い線があり、その上に少し金色に見える線がならんでいます。ウロコがこまかく、ヌルヌルするのでこの名前がつきました。 新潟県にだけいると思われていましたが、赤川水系にもすんでいることがわかりました。ウグイににていますが、口先が黒く下あごがつきでて『うけくち』になっています。レッドデータブックという本にものっている、とてもめずらしい魚です。
オイカワ カマツカ ギンブナ ゲンゴロウブナ
産卵期になると、オスの体は赤と緑に色がつき美しい姿になります。メスよりもオスのほうがはでな色、形をしています。下流、中流、荒沢ダムの上流にもすんでいます。もともと関西に多くすんでいた魚です。 二本のヒゲをアンテナにし、掃除機のように砂をすいこんでエサをとる口の動きがユーモラスです。鎌のように見えるのでこの名前がつきました。中流の川底に多くすんでいます。日本海側では山形県にすむカマツカが一番北に生息しています。 ギンブナは、オスがとても少ないふしぎな魚です。お父さんがほかの魚でも、産まれてくる小魚はお母さんと同じギンブナが産まれます。川の下流の深みや川の落ち合うところにすんでいます。 『ヘラブナ』とよばれ、つりぼりなどでよくつられる魚です。体が高く、下あごがとんがっています。びわ湖が原産で、全国にうつされてしぜんにふえました。川、池や沼などでたくさん見られます。大きいものは40センチにもなります。
コイ シナイモツゴ タイリクバラタナゴ タカハヤ
日本全国の川で見ることができます。大きくて深いふちに集まっていることも多い魚です。庄内では『マゴイ』と呼ばれることもあります。食べてもおいしい魚で、洗い、あめ煮などの料理法があります。 むかしは関東から東北にかけて見ることができましたが、今は関東では見ることができなくなりました。おもにどろの深い池や沼にすんでいます。数がとても少なくなってきている魚のひとつです。 1942年中国の揚子江から日本に入ってきたと言われています。流れのない川や、池にすんでいます。ひらべったく、背中が高く、卵を産むころには、きれいに色づき、水そうでの観賞用に人気があります。 アブラハヤとよくにていますが、黒い線がなく、全体に小さなはん点のもようがついています。アブラハヤといっしょにつかまえることがあります。庄内では、赤川水系に多くすんでいます。
タモロコ ニゴイ ビワヒガイ モツゴ
ずんぐりした体で目から口にかけて丸く、口の下に小さなヒゲがあります。大人でも10センチほどの小さい魚です。池や沼、川の下流、中流にすんでいます。南のほうの魚でしたが、近年北上してきました。なぜなのかは、わかっていません。 コイとよくまちがえる魚ですが、体が細長く、目から口にかけて下の方に開いて、キツネ顔をしています。コイに似ているのでニゴイと名前がつきました。下流から中流にすんでいて大きいものでは50センチ以上になります。 名前の通り、びわ湖から広がってきた魚です。びわ湖の稚アユを、庄内の河川に放流したときに入っていたと思われます。下流、中流の砂底などにすんでいます。タナゴのように、二枚貝に卵を産みます。 8センチほどの体とおちょぼ口がかわいいですが、きかない魚です。池や沼、川の下流にすんでいて、よごれた水の流れるところにも強く、コンクリートでかこまれた水辺にもすんでいます。もともと関東など南のほうの魚です。
ヤリタナゴ イワナ ニジマス ヤマメ
タナゴの中ではスマートな形をしています。2本の長いヒゲがあり、タイリクバラタナゴよりは少し流れのあるところにすんでいます。タナゴの仲間は、二枚貝の中に卵を運ぶクダを出して卵を産みます。 水中にいる虫や小魚を食べ、35センチくらいまで成長します。10月頃に流れのゆるやかな、あさいところで卵を産みます。卵は冬にふ化し、春になってから水中に泳ぎ出します。冷たい水を好み、高い山を流れている川でも見ることができます。 体に、赤とむらさきの虹色もようがあることから、この名前がつきました。もともとはアメリカからもちこまれた魚です。大きなものだと60センチ〜1メートルにもなります。夏でも水温が低くて流れが速い川で見ることができます。 ヤマメとサクラマスは同じ種の魚です。ヤマメは一生川でくらし、海へ下って川へもどってくるものをサクラマスと呼びます。ヤマメには体に黒っぽいはんてんがあります。川にのこるのはオスが多く、メスはほんの一部です。
イバラトミヨ ホトケドジョウ ナマズ ウキゴリ
きれいな川にすみ、春から夏のはじめにかけて、オスが草の根などにつくった巣にメスが卵を産みます。水のきれいな所でないと生きることができない魚です。 ドジョウの仲間ではめずらしく水の中間に浮かんでいることができます。体はすんぐりしていて、尾ビレが丸く、一目でホトケドジョウだとわかります。『ウマクソドンジョ』とよんで、食べないようですが、おいしい魚であるといわれます。 夜に活動する川底にすむ魚です。大人のナマズがもつ長いヒゲは口の横と下に2本ずつあり、エサを探したりするとき、アンテナの役をします。大きなものは、60センチにもなります。小魚をたべます。 おなじハゼ科のスミウキゴリとそっくりの魚ですが、第一背ビレ(頭のすぐ後)の後に大きな黒い印がついているので区別できます。河口から中流にかけての流れのゆるやかな川底にすんでいます。
オオヨシノボリ シマヨシノボリ スミウキゴリ トウヨシノボリ
ヨシノボリの仲間の中でも、体が大きく育つのでこの名前がつきました。大きいものは11センチにもなります。流れの早い川底にすんでいます。 産卵期に腹が青くなり、メスは腹の青色がこくなります。川の中流の流れがゆったりとした平らな瀬に多くすんでいて、月光川で多く見られます。とても神経質で、人が近づくとびんかんに反応する魚です。 川の河口近くの石の下などにすんでいることが多い魚です。体に7〜8本の横帯があります。庄内では『ゴリ』と呼ばれることもあります。 ヨシノボリの仲間はヒレの形や体のもようなどで種類を分けますが、見分けがむずかしい魚です。尾ビレのつけねにだいだい色(トウショク)のしるしがあるため、トウヨシノボリと名前がつきました。流れのゆるやかな川底や池にすんでいます。
ヌマチチブ ルリヨシノボリ メダカ カワヤツメ
海水と川の水がまざり合う河口や、中流、池などの川底にすんでいます。頭がまるくて大きく、体はずんぐりしていて、東京では『ダボハゼ』とよびます。最上川水系に多く見られます。 ヨシノボリ類は腹に『きゅうばん』のようなものがあり、植物のヨシに登ることからこの名前がつきました。ほほにきれいなルリ色の小さな点がある美しい魚で、あさくて流れの早い川底にすんでいます。 昔はどこでも見ることができましたが、最近とくに数が少なくなりました。庄内では、池や沼、水田につながる土のままの用水路などにすんでいます。目が上についていて水面近くをおよぐので『目高』とよばれています。 スナヤツメとにていますが、尾の形と、大人になったときの体の色で見分けます。海に下り2〜3年は海ですごします。幼魚のころはドロの中にすんでいて、大変見つけにくい魚です。
ツナヤツメ      
ふだんはめったに目にすることができません。大人のスナヤツメの口はとくちょう的で、川の中の石などにすいついていたしります。卵をうみ終わると、死んでしまいます。      

ページの先頭へ

©2007 GASSAN DAM All Rights Reserved