日頃、除雪作業へのご理解・ご協力をいただき、ありがとうございます。
出張所通信2−5に続いて、除雪についてのギモンにお答えします。
これが聞きたいというのがありましたら、お気軽にご連絡下さい。

 

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画像   除雪車で除雪するときに、雪は歩道側へ寄せるようにしているため、家の前に雪が残ってしまいます。
 それを取り除くにはさらに除雪車を出動させなければなりませんが、限られた予算でより効率よく除雪するため、その部分に関してはみなさんに除雪していただいています。
 今後ともご理解・ご協力をお願いします。

 

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 除雪作業は、常に細心の注意を払って安全確認をしながら進めています。そのため、運転手だけでなく、2人で安全を確認しています。
 また、無線機などで連絡を取りあうこともあり、運転していないほうがその役をします。
 集中して運転するので、一定区間で交替して運転し注意力の低下を防ぐことからも2人乗っているのです。

 

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 除雪ステーションには、24時間いつでも出動できるように作業員の人が待機しています。冬場の天候は変わりやすく、天気予報だけを頼りにしていると除雪作業が遅れ、道路が大渋滞となるためです。
 同じ作業員の人が24時間連続して働くことはできないので、2つのグループに分けて作業をしています。1つのグループは朝の7時〜夜の7時まで。もう1つのグループは夜の7時〜朝の7時までとなります。
 ステーションには情報連絡員1名、運転手3名、助手3名が待機しています。雪の多いときは当然作業員も多く出動することになります。

 

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画像  平地で雪が降っていなくても、山間部で雪がたくさん降っていることがあります。
 除雪車は除雪ステーションというところから出動するため、雪のある場所まで移動して行かなくてはなりません。その移動の時には雪がないところは除雪をしないで走っている状態になります。
 また、ロータリー除雪車で処理できない雪堤(雪の壁・崩れてくると危険です)は除雪グレーダを使って処理することもあります。(下写真↓)
 その移動のときも同様に雪のないところは除雪をしないで走っていきます。

一見すると必要でない除雪車が走っているように見えますが、実はこのような目的があって走っているのです。これからもみなさまから預かった貴重な税金を無駄にしないよう常に心がけて実施していきます。ご理解・ご協力をお願いします。
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除雪車にはそれぞれの働きがあります。
雪の降り方や道路状況に応じて台数は変わってきます。
 一般的に積雪が10cm(昼間は5cm)を超えるような場合、除雪トラックとグレーダーが出動し、例えば13号の4車線区間は除雪トラック2台とグレーダー3台、2車線区間で除雪トラック1台とグレーダー2台が出動することになります。

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まず車が通れるように素早く除雪する必要があるので、馬力とスピードのある除雪トラックで除雪して道を確保します。 スピードは出ませんが、道路のデコボコを平らにしながらグレーダーできれいに除雪します。 右折レーンの雪を歩道側へ掃きます。十字路の中にも雪の山が残らないように注意して除雪します。

 

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画像 写真  尾花沢国道維持出張所では、国道13号(東根市神町〜猿羽根トンネル)と国道47号(最上町)の除雪をしています。
 13号では最上川河川敷(村山市碁点)と毒沢駐車帯の2箇所、47号では明神橋、新絹出川橋、白川橋、松原橋付近の4箇所となっています。

 

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