第10回最上川水系流域委員会が開催されました。
 
 平成16年3月10日に、第10回最上川水系流域委員会が、パレスグランデール(山形市荒楯町1−7−40)において学識経験者、市民団体の代表者、関係行政機関等が出席し開催されました。
 今回の委員会では、最上川水系河川整備計画の策定の報告と、整備計画にもとづいて実施されている事業の実施状況について紹介がなされたほか、流域委員会規約及び傍聴規定の一部改正について審議がなされ、満場一致で承認されました。
 また、規約の改正を受けて流域委員会内に新たに設置されることとなった、流域委員会専門委員会の第1回委員会が、同日行われ、専門委員会規約及び委員長選出等について審議されたほか、専門委員会の設置目的である事業評価の実施について説明がなされました。
 
主な規約改正点
河川整備計画策定後の各種施策の進捗等に関するフォローアップの実施と、河川整備計画に基づく事業の評価(再評価・事後評価)を目的に追加
流域委員会内に、最上川水系の大臣管理区間の河川整備計画に基づく事業のうち、評価(再評価・事後評価)対象事業の対応方針(原案)を審議するための専門委員会を新たに設置
委員会の成立条項を新たに追加
規約改正に係わる条項を新たに追加

主な意見としましては、
ハザードマップを作成した場合には、地域住民に対して内容をもっときめ細かく説明し、活用策も示すべき
アダプト制度による河川清掃などは、身近な川に親しめる事業として、とても良い取り組みであり、今後も一層進めるべき
学校教育の中で、川について学習する機会をもっと増やすことが必要。また、地域の核となる人材を育てる場が必要。
地域の人達を対象として、河川での事業や取り組みについてのPRや勉強会など、県民に密着した取り組みが必要

 
委員長挨拶 討論状況
 


(参考資料)