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2)大淀分水路(トンネル)
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大淀分水路の特徴は、河道が狭いため出水時に村山地区の水位上昇を引き起こす大淀狭窄部において洪水流を分流することにより、村山地区の水位上昇を低下させ、洪水時における被害の軽減を図る。これにより、村山地区における整備目標洪水時の水位を低下することができ、あわせて慢性的に起こっていた大旦川流域をはじめとする内水氾濫を軽減することができる。
なお、トンネル呑口部が通常時に露出しないように敷高を下げ、圧力トンネル方式とする計画である。
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図12 大淀分水路位置図
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表13 大淀分水路(トンネル)の諸元
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トンネル断面 |
断面積約150m2 |
分 流 量 |
約750m3/s |
施設計画 |
越流堤
圧力トンネル |
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