(2)各地域の整備概要

4)最上地域(戸沢ブロック:最上峡)
@河川の氾濫被害等の軽減対策
【外水対策】
戸沢ブロックは狭窄部であり、現況のままで整備目標流量を流下可能であることから、災害復旧を除き整備は必要としない。  
 
A河川環境の整備と保全
河川空間を地域の憩いの場、癒しの場、学習の場として活用できるよう桜づつみ及び水辺プラザ等の整備や河川利用、水面利用について地域との連携、ニーズを十分勘案し、必要に応じて整備を図る。
  当該ブロックは県立自然公園に位置し、川の両岸に迫った山々と川の流れが松尾芭蕉の句に著されるなど、豊かな自然環境や良好な景観を有しており、現在は舟下り等の重要な観光資源となっているため、事業を実施する場合には自然環境の保全・復元及び景観の維持・形成に努める。