事故危険箇所対策への取り組み
 警察庁と国土交通省では、平成15年度以降死傷事故抑止対策を集中的に実施するため、死傷事故率が高く、又は死傷事故が多発している交差点や単路(全国)3,956箇所を「事故危険箇所」として指定しています。このうち、秋田県内では、11箇所が指定されています。
 国道13号茨島交差点において、事故危険箇所対策の一環として取り組みました。
茨島交差点位置図
 

 
【管内で最も高い死傷事故率】
 茨島交差点の死傷事故率は、603.4件/億台キロであり、秋田河川国道事務所管内で最も高くなっています。秋田県平均死傷事故率と比較すると約13倍であり、秋田県全体の中でも、非常に高い死傷事故率であることがわかります。
 
▼死傷事故率曲線(H11〜15)
 

 
【事故の状況】
 茨島交差点の事故類型内訳を見ると、右左折時の事故件数が23件中11件であり、うち7件が夜間に発生しています。
 右左折時と夜間の危険性が高いことがわかります。

 
▼茨島交差点事故類型内訳
 

 
【これまでの取り組み内容】
茨島交差点の事故特性
  @右左折時の事故が多い
  A夜間の事故が多い
事故特性に応じた対策実施(平成17年3月施工)
  導流帯の路面表示(区画線)
  照明灯の照度増加など
 
▼導流帯の路面表示(区画線)
 
▼照明等の照度増加
 

 
【今回の取り組み内容】
4方向の右折車線上に
「埋め込み型視線誘導」を設置
平成17年1月26日から点灯開始
埋め込み型視線誘導
・10cm程度の積雪でも、埋め込み型視線誘導の光は視認可能
・秋田県警察本部と連携を図り、信号動作と連動させる事により、分かりやすい誘導となる
 
▼施工状況写真
 
▼対策後 埋め込み型視線誘導イメージ
 
▼信号制御との連動イメージ
青信号時に、視線誘導も点灯
※赤信号側は消灯
 
矢印信号時に視線誘導が点滅して右折車両を誘導
 

 
【取り組み後の結果】
2月〜6月までの事故件数の変化
  対策前に2月〜6月(5ヶ月)で年平均3件発生、
対策後の茨島交差点での事故件数は1件と減少しています。
 
対策後の状況(夜間)
 
対策後の状況(夕方)
 
○利用者の意見
 整備後、プロドライバーの方々からの意見を聞いております。
  ・ 冬期間(降雪時、積雪時)にも非常に目立ち良いと思う。
・ 無理な右折がなくなり、右折が安心して通行できる。
・ 幅員がはっきり見えて、女性ドライバーにも安心と感じる。
・ 路面が光り誘導することにより、安心して行けることから、心理的にも助かっている。
・ 発光色も目立った色となっており、良いと思う。
・ 薄暮の事故対策は、非常に大切だと認識しており、有効な対策だと思っている。
・ 降雨時、夜間時に良いと思う。
・ 春先に、区画線が薄くなった時などでも、車線幅が確認でき、誘導線がわかる。
 
といった評価をいただいております。

 
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