大沢川排水機場の効果について
東北地方に停滞する梅雨前線や台風7号の影響により、秋田県全域において7月13日夜から断続的に雨が降り、子吉川水系の総雨量は多いところで320mmに達しました。それにより子吉川の水位が上昇したため、今年4月に完成した大沢川排水機場の排水ポンプが稼働しました。
15回稼働し、44,000m3排水しました。
大沢川排水機場は、子吉川の水位が上昇し支川・大沢川へ逆流することで起こる内水被害を防ぐためにつくられた排水ポンプ設備です。16日朝から17日未明にかけて15回稼働し、約44,000m3(幅10m、深さ1.4mの25mプール約125杯分)もの水を排水しました。
[図-1] 平成14年7月16日〜17日にかけての子吉川と大沢川の水位
[図-2] 累加排水量
[図-1]

[図-2]
 
グラフで示すとおり、子吉川(由利橋付近)の水位が最高3.48mに達したのに対し、大沢川の水位は大沢川排水機場の稼働によりおおむね1.9mに保たれました。
 
大規模な内水被害が回避されました。
 今回の雨量は平成2年6月の洪水とほぼ同程度で、もし大沢川排水機場が整備されていなければ、湛水(たんすい)面積は約9ha(被害額は約5億円)になると想定されますが、迅速な排水作業により大沢川地域の皆さんの暮らしを守ることができました。
[図-3] 平成2年6月の洪水と今回の洪水比較表
[図-3]
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