津軽ダムの歴史・諸元

■津軽ダムの歴史

○約55年にわたりがんばった『目屋ダム』から『津軽ダム』へ

 旧目屋ダムは、昭和35年に完成し、約55年にわたり、岩木川沿川を洪水から守り、下流域のかんがい用水の 補給や発電の役割を担い、津軽地方の発展に大きく寄与してきました。
 ダム完成以来、157回の洪水調節を行い、そのうち計画高水流量を上回る洪水が25回ありました。 また、利水面での需要の増加が見込まれることから、目屋ダムの再開発事業として、津軽ダムを建設することに至りました。
昭和63年4月
実施計画調査開始(津軽ダム調査事務所)
平成3年4月
建設着手(津軽ダム工事事務所)
平成5年11月
浅津軽ダム基本計画告示
平成8年12月
下流工事用道路着手
平成12年8月
「津軽ダムの建設に伴う一般補償に関する協定」締結
平成17年7月
津軽ダム基本計画第1回変更
平成19年8月
津軽ダム基本計画第2回変更
平成20年11月
津軽ダム本体工事着工式
平成22年5月
津軽ダム本体コンクリート打設開始式
平成22年10月
津軽ダムの日(感謝と定礎の式典)
平成24年4月
新ダム湖を「津軽白神湖」と命名
平成24年9月
工法を『RCD工法』から『巡航RCD工法』へ変更
※参考:『RCD工法と巡航RCD工法の違い
平成24年10月
木戸ヶ沢貯水池保全施設定礎式
平成26年5月
木戸ヶ沢貯水池保全施設堤体コンクリート打設完了式
平成26年8月
津軽ダム本体コンクリート打設完了式
平成26年10月
付替県道全線開通
平成28年2月
湛水式(試験湛水開始)
平成28年9月
試験湛水終了
平成28年10月
竣工
平成29年4月
管理運用へ移行

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■津軽ダム試験湛水の記録

○試験湛水が開始されました2016年2月13日から7月10日までの様子を定点撮影されたものです。
 スライドショーで試験湛水の様子を、1ヶ月毎連続か全連続で見ることが可能です。

●「津軽ダム試験湛水の記録」へ
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■津軽ダムの概要

目屋ダムと津軽ダムの比較断面図です。クリックすると、説明(用語集)が表示されます。
津軽ダムは、目屋ダムの直下約60mの位置に建設されます。
  目屋ダム 津軽ダム 比較
型式 重力式コンクリートダム 重力式コンクリートダム  
目的 洪水調節、かんがい、発電 洪水調節流水の正常な機能の維持
かんがい水道工業用水道発電
 
堤高 58.0m 97.2m 1.7倍
堤頂長 170.0m 342.0m 2.0倍
堤体積 118,050m3 759,000m3 6.4倍
総貯水容量 39,000,000m3 140,900,000m3 3.6倍
有効貯水容量 33,000,000m3 127,200,000m3 3.9倍
集水面積 172.0km2 172.0km2  
湛水面積 2.05km2 5.10km2 2.5倍
完成年月 昭和35年3月 平成28年10月  
貯水池容量の配分図です。クリックすると、説明(用語集)が表示されます。
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