『巡航RCD工法』について

=巡航RCD工法とは=
 巡航RCD工法とは、『 Cruising RCD construction method 』の略で、
      
  • 内部(RCD)コンクリートの先行打設
  •   
  • 外部コンクリートを独立して後行打設
  •   
  • 打ち止め型枠≪1回の打設区画を所定の形にするための枠≫を用いない内部(RCD)コンクリートの打ち止め

といった、RCD工法に無い特徴を持った高速施工法です。
 使用するコンクリートの材料は同じですが、施工手順と使用する機械の一部に違いがあります。
(詳細は、『RCD工法と巡航RCD工法の違い』を参照)
=巡航RCD工法の手順=
コンクリートをブルドーザで敷き均しする撒き出しのやり方はRCD工法と同じですが、内部(RCD)コンクリートを 先行打設するため端部は法面(のりめん)状となります。少し余裕を持ってブルドーザで撒き出し、しっかりと 端部を締め固めします。
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次に端部法面をバックホウで削り取り(上記の黄色部分)、法面を平らに整形します。 専用の締め固め機械の形状にあわせて、※18分の法面に仕上げます。
18分の法面とは
サイズ 3.74MB 01:04
次に端部法面の締め固めです。 専用の締め固め機械を使用し、約30秒振動させることで締め固めが 完了します。この機械を開発したことで内部(RCD)コンクリートの先行打設が可能となりました。
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最後に上記のブルドーザで撒き出しした部分を振動ローラで締め固めます。 締め固めに使用する機械は、RCD工法と同じです。  
 『RCD工法』については、こちらで解説しています。
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