モニタリング調査

 国土交通省では、ダム等の適切な管理を行うために、ダム等の管理の効率性や管理の実施過程の透明性の一層の向上を図ることを目的に 「ダム等の管理に係わるフォローアップ制度」を実施しています。

 今後管理に移行するダムについては、フォローアップ制度の一環として、ダム完成前・完成後の各段階においてモニタリング調査を行います。

 津軽ダムでは、平成26年度に環境影響段階からモニタリング段階へ移行します。これに伴い「環境検討委員会」は、「モニタリング委員会」に移行します。
 モニタリング調査は、試験湛水の開始を平成27年に控えた津軽ダムにおいて、ダムの湛水による環境変化を把握することを目的として実施します。

 モニタリング段階は、試験湛水前後の急激な環境変化やそれに伴う動植物の生息・生育状況、生態系の変化が想定されるため、 試験湛水前後変化の把握に着目した調査を行います。

 フォローアップ段階は、ダム管理開始後に、引き続きダム湖およびその周辺地域における生物の生息・生育実態の把握を目的に調査を実施します。
津軽ダムにおける環境影響評価からモニタリング段階への移行の流れ
  試験湛水とは?
 ダム完成後に、貯水して問題がないか確認するための試験のことです。サーチャージ水位 (洪水時にダムによって一時的に貯留することとした流水の最高水位)まで水を貯め、 最低水位になるまで放流します。普通は半年〜1年ほどかかりますが、場合によっては数年かかる事もあります。
 
  河川水辺の国勢調査とは?(国土交通省ホームページ)
  http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha07/05/050319_2/02.pdf
 
  さらに河川水辺の国勢調査について知りたい方は
  http://mizukoku.nilim.go.jp/ksnkankyo/index.html#
 
  令和元年度 津軽ダム モニタリング調査報告について
  http://www.thr.mlit.go.jp/bumon/b00037/k00290/river-hp/kasen/damukann/R01/kaigisiryou/04tsugaru_houkoku.pdf#
 
このページの先頭へ