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 青森河川国道事務所では10月26日(金)に八戸工業高等専門学校 建設環境工学科 3年生39名を招いて、工事進捗中の八戸南環状道路の工事現場見学会を開催しました。
位置図 平成17年3月に八戸是川IC〜八戸南IC間の延長3.8kmが開通しています。
 全線開通により、八戸市街地を通る国道45号の混雑緩和や階上町方面から東北道八戸ICや新幹線八戸駅までの所用時間短縮などの効果をもたらすものとして期待が寄せられています。

監督官
 今回、見学会を開催した現場は、上図の赤丸の箇所。新井田川に橋を架ける工事です。
 現場を案内してくれたのは、平葭(たいよし)建設監督官。橋梁の現場と、盛土の土質改良工事を案内してくれました。


見学風景

 川の上に仮に架けた桟橋上で橋の土台になる下部工工事の説明です。上部工と一体の構造になるため、鉄筋がピョンピョン生えているのが確認できます。


見学風景

 下部工工事の現場代理人からも、工事に関する詳しい説明がありました。写真右手には、川の水を遮断して施工中の下部工の姿が確認できます。


見学風景

 今度は、場所を移して土質改良の現場です。現場内で切り取った土を盛土に利用しているのですが、八戸ローム層で水を多く含んでいるため、石灰を混ぜて改良しているのです。
 大きな構造物を間近で見た学生たちからは、活発な質問が飛び出していました。
 青森河川国道事務所では、他にも現場見学会を広く募集していますので、ぜひ一度、ご覧になってみてください。
<まめ知識>
 八戸・久慈自動車道は八戸市を起点に、階上町や岩手県種市町を経由し、岩手県沿岸北部の中心都市である久慈市までの延長約50kmの一般国道45号の自動車専用道路です。これまで、終点部の久慈道路が平成5年12月に供用し、現在は起点側の八戸南環状道路と、八戸南道路の整備を進めています。
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