第3回コンパクトシティ推進研究会開催レポート

■目的・経緯

東北地方整備局では、東北の地方都市における「コンパクトシティ」の考え方や、その実践にむけた取組み方法について検討することを目的に、平成16年2月より、東北の地方自治体(県、仙台市及び人口10万人以上の市町村)の担当者の参加を得て「コンパクトシティ研究会」を開催してきました。

「コンパクトシティ研究会」では、主に学識経験者等による講演会形式での開催としてきましたが、平成19年度より、名称を「コンパクトシティ推進研究会」に変更し、即地的な研究課題への参加者間のディスカッションを行うことに重きを置いた実施体制とするとともに、参加対象を人口3万人以上の市町村にまで拡大しての開催といたしました。

今年度は「コンパクトシティ推進研究会」の第3回目として、昨年度と同様に参加者間のディスカッション形式に重きをおくとともに、基調講演や事例紹介、現地見学会を含めた2日間の日程で開催いたしました。

■開催日と開催地

【1日目】 平成21年 9月30日(水) 13:30〜17:30
【2日目】 平成21年 10月 1日(木)  9:00〜12:15
【会 場】 秋田県横手市 横手セントラルホテル

■開催プログラム・配布資料等

【1日目】

  1. 開会
  2. あいさつ
  3. 出席者紹介
  4. 基調講演 「富山市はなぜコンパクトシティを目指したのか?」
    −公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり−(富山市)
  5. 事例紹介 「横手市都市計画マスタープランの策定について」 (横手市)
  6. 現地視察 「横手駅東口第一地区第一種市街地再開発事業/増田くらしっくロード」

【2日目】

  1. 東北地方整備局の取り組み紹介
    「東北発コンパクトシティのすすめについて」(東北地方整備局企画部広域計画課)
  2. 全体討論
    (1)都市と農山漁村地域の土地利用について
    (2)中心市街地活性化と公共交通(自転車・徒歩含む)の利用促進について
    (3)東北発コンパクトシティを具体的に進めていくための課題・解決策について
  3. 閉会