◆平面的挙動

 下図は鳴瀬川下中ノ目上流地区(左岸30k付近)において平成23年7月10日午前9時57分頃に観測された余震(M=7.1)記録および観測記録を処理した平面的挙動である。 余震観測記録から、下記事項が明らかとなった。

  • 被災断面の地盤構成等は局所的にみて地震動を増幅しやすい特性を有している。
  • 無被災断面と比べ、被災断面の方が揺れ易くなっている。このことは、被災堤防の緩みが影響しているものと考えられる。
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