河川整備基本方針

みんなが憩う美しい水辺、いつまでも。
ふるさとの母なる川、阿武隈川。

いろいろな方々からの要望から利用しやすい水辺空間として、平成8年6月、渡利水辺の楽校として渡利大橋から天神橋までオープンいたしました。 さらに、県都にふさわしい水辺空間として、平成11年7月に弁天山・荒川河川敷へと続く、自然豊かな水辺空間を生かした県庁前のサンクチュアリとして、整備し、渡利水辺の楽校の開校となりました。

水辺の楽校校舎案内

保全ゾーン 基本的に自然をあるがままの形で残した区域で、野鳥や昆虫のための聖域です。阿武隈川のありのままの自然の姿を楽しめます。
共生ゾーン 人々と自然が互いに尊重しあいながら、利用・保全を図る区域です。花摘みや虫取り、水遊び、石遊びなど新たな発見をしながら利用する場所です。
整備ゾーン 芝生の広場など、地域の方々の日常的な憩いの場となる区域です。

利用しやすく
車椅子の方でも利用しやすいように緩やかなスロープをつくりました。さらに、全区間の園路に自然石舗装を設置し、より利用しやすく、さまざまな水辺の姿を楽しむことができるようになりました。


より強く
ワンドは玉石張とし、洪水の時においても壊れない構造にしました。 柳を保護し、洪水の時に壊れず、普段は排水を良くするため、カゴ枠に石を入れて、根の付近を覆いました。
より美しく
全長、約2km。入江や野草地、河原、河畔林など、さまざまな自然の水辺の表情が実体験できる新しい水辺の楽校は、福島市の都心オアシスとして、より美しく生まれかわりました。