記者発表資料
平成14年2月27日

東北地方整備局

平成13年度東北地方整備局事業評価監視委員会(第3回)の議事概要について



  本日、本委員会において、審議対象事業の審議結果について、委員会終了後に
発表することに対して、委員会の了解をいただきましたので、お知らせいたしま
す。  

 【開催概要】

1.開催日時
      平成14年 2月27日(水)  13:00〜17:10 

2.場  所
     「マークスGホテル仙台」5階 楓の間

3.出席者
     委   員:首藤委員長、稲村委員、小野委員、佐々木委員、清水委員、
         須田委員、手島委員、新野委員、三浦委員、森杉委員
 
      地方整備局:局長、副局長、総務部長、企画部長、建政部長、河川部長、
         道路部長、港湾空港部長、営繕部長、用地部長

4.議  事
    (1)対象事業の説明・審議(道路事業)
     @国道4号   土屋バイパス
     A国道45号   坂下拡幅
          B国道283号 仙人峠道路
     C国道45号  山田道路
     D国道45号  矢本石巻道路
     E国道106号 都南川目道路

  (2)事後評価対象事業の説明・審議(河川・道路・営繕事業)
     @河川事業  真室川地区消流雪用水導入事業
     A道路事業  国道108号 鬼首道路
     B営繕事業  仙台北国税総合庁舎 

  (3)次回審議対象事業の説明(ダム事業) 

 ※ なお、資料については本日行った記者レク資料と同じ資料であり、本記者
  発表は宮城県政記者会・東北電力記者会・東北専門記者会及び東北6県の各
  県政記者会にも同時発表しています。


 【開催結果】

5.審議結果
   東北地方整備局事業評価監視委員会は、事業者から各事業関係の資料の提
  出と対応方針の説明を求め、審議を行った結果、次の意見でまとめられた。

 (1)審議の結果、審議対象6事業については、東北地方整備局から提出され
   た対応方針(原案)のとおり継続実施することが妥当である。

 (2)なお、以下の点について意見があった。

   ・国道4号土屋バイパスに関連し、歩道整備の定量的評価手法について、
    検討を早急に進めること。また、景観にも十分配慮した構造とすること
    。

   ・国道45号坂下拡幅については、交通状況等を勘案すると、事業がさら
    に促進されるように努力すること。

   
 (3)事後評価について
        【事後評価事業の審議結果】
    東北地方整備局事業評価監視委員会は、事業者から事業関係の資料の提
   出と評価結果等の説明を求め、試行的に審議を行った結果、東北地方整備
   局の評価結果について以下の意見があった。

   @河川事業 真室川地区消流雪用水導入事業
     ・本事業は、事業効果が高い事業である。
    ・評価手法については概ね妥当であるが、受益者の公平性等の項目につ
     いては更に検討すること。

   A道路事業 国道108号 鬼首道路
        ・事後評価で得られた効果事例(交通の流れの変化や環境保全の取り組
     み等)を、今後の道路事業に活かせるような工夫が必要である。

     B営繕事業 仙台北国税総合庁舎
      ・土地の有効利用の便益や建築物の老朽化等の評価手法については、さ
     らに検討が必要である。
  






問い合わせ先

東北地方整備局  TEL  022(225)2171(代)
 地方事業評価管理官     鹿 摩 貞 男(内線2118)
 企 画 部 企 画 課 長   前 内 永 敏(内線3151)
 河 川 部 河川計画課長  津 森 貴 行(内線3611)
 道路部道路計画第一課長 森 若 峰 存(内線4211) 
 営 繕 部 計 画 課 長   高 橋 武 男(内線5151)